【第10位】新作洋画ランキング2017
東京在住、独身、彼女なしの25歳男が、
今年もプライベートでやることが無さすぎて、
今年公開された新作映画を観まくり、
紹介するこのコーナー。
昨年はTwitterでの発表に留まりましたが、
今年は洋画、邦画別のトップテンを
主要映画サイトなどの口コミも分析しつつ、
初のブログで選出理由や見どころ含めて
洋画のトップテンを大発表します!!!
今回この記事では第10位を発表します!
第10位 パターソン
さて、10位は映画.comで星3.8、
フィルマークスで星4.0のパターソン。
早速、予告編をご覧下さい。
『パターソン』本予告 8/26(土)公開 - YouTube
バス運転手パターソンの何気ない日常を切り取った人間ドラマ。ニュージャージー州パターソン市で暮らすバス運転手のパターソン。朝起きると妻ローラにキスをしてからバスを走らせ、帰宅後には愛犬マービンと散歩へ行ってバーで1杯だけビールを飲む。単調な毎日に見えるが、詩人でもある彼の目にはありふれた日常のすべてが美しく見え、周囲の人々との交流はかけがえのない時間だ。そんな彼が過ごす7日間を、ジャームッシュ監督ならではの絶妙な間と飄々とした語り口で描く。「ミステリー・トレイン」でもジャームッシュ監督と組んだ永瀬正敏が、作品のラストでパターソンと出会う日本人詩人役を演じた。
※映画.comから引用
最初に言っておくと、この映画は何も起きない。
思い出した。
何気ない日常を描く。
でも、何気ない、何も起きないところにも、
笑いがあったり、幸せを感じたり、悲しかったり、
感情があるから、感情が動くから心に残る。
このパターソンもそうだ。
妻を愛し、詩を愛し、
自分の周りの人々、ものを愛するパターソン。
なにか事件が起きるでも無いけれど、
詩を読んだり、人と話したりする中で、
感情が生まれ、それを我々が観て、
自分の感情に投影する。
だから、素晴らしいのである。
あと、最後に出てくる永瀬正敏の「uh-huh」の表現が
凄いのである。
ここに字幕を付けてないところが素晴らしい。
この言葉でいろんな解釈、感情が生まれて、
あぁ、この映画観てよかった…
ってなる。
でも、私が結婚してなくて、
夫婦生活に感情移入が出来なかったから、
10位。笑
アメリカ映画っぽくない、
些細なことも、幸福だと教えてくれる、
幸福な映画である。
次回は洋画第9位を発表!
乞うご期待!